何で練習しなくちゃいけないの!?!?
私のペースでやりたいのに!!
そんな風に思ったことって、ございませんか??
美容師、美容室をやっていると、たまにこんな場面に遭遇します・・・。
こんにちは、山口です!
まぁ、どこの美容室でも毎年必ず、こんなやりとりがあるとは思うんですよね!
その中でも、今日はどっちかっていうとアシスタントバージョンを書いていきます、
そんな時に、何て説明します??
「良いからやりなさい!」
「自分もこうして育ってきたんだ!」
「そんなこと考えてる暇があったら手を動かしなさい!」
よく言われてきました・・・。
だからと言って、
「自分のためなんだから!」
「夢を叶えたいんだろ!」
「やる気あんのか〜!!」
そんなこと言っても、全然響かないのが、世の常です。そんな経験ありませんか??
でもね、これ。
考えてもみてください。
そもそもなんの為に練習ってするのでしょう?
美容室をやっている以上、
ヒマな店より、忙しい店の方が良いですよね。
極度に忙しかったりしたら、さすがに疲れちゃうかもしれません・・・。
本当は忙しすぎるくらいの方が良い面は多いと思うんですけどね(個人的には)
ともかく、ヒマで、お客様こないなぁ〜、っていうのは、
美容師、美容室として人気のないことですし、
どうせなら、お客様の笑顔であふれ返る人気美容師、美容室でいたいものです!!
そうなんです!!
そこ!!
あなたのお店にお客様がご来店される理由は?
人気の秘密は、接客、技術、サービス、おもてなし、人間力、人柄、見た目、etc・・・。
いろんなところにあると思うのですが、
とりあえず、最低限の技術は保証して欲しいですよね。
プラスαなことがなかったとしても、日本一のカットじゃなくても、
お客様だってわかってます。カットが日本一じゃないことぐらい!!
「本当にお客様が求めるところはそこじゃない話」は、また今度にしますが。。。
それましたが・・・。
最低限の接客、サービス、技術が無ければ、値段に見あった仕事ができなければ、お客様から、お金をいただくことはできないかもしれません。。。
お客様が少なくとも期待している事くらいはできなくては、がっかりです。
だから、練習するんです。
なんなら、広告出して、宣伝して、看板立てたり、チラシ配ったり・・・。
一生懸命「来てください!来てください!」アピールをしているのであれば、
じゃあ、きましたけど、「あれ?出来ないの?」
では、困ってしまうのですよ、
しかもお客様はいつ何時に来られるのかはこっちがコントロールできない部分も多いです。
だから、いついらっしゃっても良いような準備が必要なんです。
美容師の技術向上は終わりはないと思っています。
美容師の仕事は、スタイリストになってからの方が、大切ですし、もっと練習しなくちゃいけないのも、スタイリスト。
どうしてもスタイリストになると練習をしない人たちが出てくる。。。
そして、技術の向上に、終わりはないので、ずっと突き詰めていかなくてはいけないんだと個人的には思います。
でも、それをやっていく人は、ほんの数%の人だけですので、今日はそうじゃない方のバージョンで、行きたいと思います。
実際には、成長するのに必要な要素として
「インプット、アウトプット、経験、研究、鍛錬」
ここら辺が重要になってくるのですが、
スタイリストになると、
- その1〜 毎日お客様を担当しますので、どんどん経験値は上がっていきます、(責任の重さも増えるので、より一個の経験も濃くなっていく。)
- その2〜 後輩を指導する機会も増えてくるので、アウトプットによるレベルアップができる。
- その3〜 研究、鍛錬に関しても、、普段のサロンワークを毎日しているだけでも、少なからず、自分の技術は磨かれていくし、毎回同じ事をしているわけではないので、色々考えてカットはしている。
確かにサロンワークだけでも、アシスタント時代の練習の比じゃないほど、学びは多いですからね、
まぁ、あとは、スタイリストに求められるものって、多種、多様すぎて、
それこそ練習だけしていれば良いってわけでもないので、
練習の時間、外に出る事で、得られるものもたくさんありますからね。
でもアシスタント時代は、順序が逆で・・・。
まず先に技術、練習面が最優先になると思うんです。
それを最低限以上やった上で、他の部分を吸収する意味が出てくるんです。
だって、実際にできる事、限られちゃうわけですから・・・。
で、その「最低限以上」の線引きって、どこにあるんだろう??
判断はお店の基準?先輩の基準?店長?オーナー??
お客様でしょうね、お客様が満足していただけるレベルまで、自分の技術を高める、
お客様だって、アシスタントだって事は100も承知です。
スタイリストと全く同じようにできるだなんて、基本的に思ってません。
そして、スタイリストに求めるものと、アシスタントに求めるものは全くの別物です。
常連のお客様なら、なおさら、頑張っているのかいないのかくらいすぐわかってしまいます!
判断するのは、お客様。社会人でいる以上、大きな世界経済の中で物事が進んでいます。
だから、そもそも社会に出た時から、自分のペースなんて存在しないんです。
辛いかもしれませんが、周りのペースをしっかり判断しなければいけないんです。
『人のペースにあわせろ』っていうわけじゃなくて、
社会の流れ、時代の流れ、そこに合わせていけば良いんです。
どんな仕事を選ぶのかも自分、どんな会社を選ぶのかも自分。
自分の選んだ道に、自分の選択にもしっかり責任をもって、いま間の前にあるものをしっかり受け止めて、全力で、やり通す。。。
ほら、そう考えたら練習するしかなくなっちゃったでしょ??
そんなんで、今日はここまで〜!!またお会いしましょう〜!!


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(注)変なサイトにはいきません・・・。

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山口 哲朗

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